内服薬として代表的な薬は塩野義と言うメーカーから、二点出されている。一つはベタメタゾン、もう一つはプレドニゾロンで
ある。ベタメタゾンとは炎症やアレルギーを抑える作用がある。電解質代謝作用は弱く、浮腫や血圧上昇が少ない。
プレトニゾロンも同じ作用がある。
最も標準的な薬で、古くから広く処方されている。電解質代謝作用は強く、浮腫や血圧上昇が
大きい。内服薬は非常に高い抗炎症作用と免疫抑制作用があり、痛みを抑える効果が強力な為、関節リウマチ、膠原病、
アレルギー疾患などの炎症性疾患治療に使われる事が多い。
しかし効果が強力な反面、副作用でさらに重傷となってしまう
患者さんも多い。主な副作用として、顔が満月の様にむくむ、肥満、食欲不振、食欲増加、だるさ、多汗、不眠、生理不順、
血圧上昇などが発生する。使用には充分注意する必要がある。